• 支援をつなげる

2024年11月13日〜16日まで、水害で被害に遭った輪島市へ伺い、家屋清掃と個別相談会のお手伝いをさせて頂きました。

9月21日に能登半島を襲った豪雨災害。土砂崩れや河川の氾濫、家屋の浸水が発生し、多くの方が被災されました。地震復興も道半ば、仮設住宅も浸水するという前代未聞の被害となりました。

私たちは現地の支援活動団体である被災地NGO恊働センターの皆さんに帯同して、輪島市内にある浸水されたお宅の清掃活動を行いました。

浸水したお宅をきれいにブラッシング。埃が舞う為、マスクとゴーグルは必須。

被災から2ヶ月近く経っていたため、泥は乾燥し、こびりついていました。
まずはブラシをかけて埃をとる作業。そして、高圧洗浄機で流していきます。
サッシなどは溝があるため、丁寧にブラシをかける作業をします。

サッシの溝に沿って、丁寧に作業していきます。

相談会では弁護士や行政書士など専門資格を持たれた方々に無料で相談できるという会で、多くの住民さんが参加されていました。地震+水害は前例がなく、行政も対応が決まらないこともあるというお話から始まり、複雑な支援制度をわかりやすく解説しているのを、熱心にみなさん聞かれていました。
被災地NGO恊働センターの皆さんと一緒に、相談会へ参加し、衣類の支援物資を設置したり、フリードリンクコーナーやマッサージ、血圧測定など健康相談を行いました。

スライドを使用してわかりやすく説明されるのを熱心に聞かれる住民さん

住民さんからのお言葉で、「地震よりも水害のが大変」と話されていたのが印象的でした。
我がまち葛飾は、水害のリスクが高い地域です。
異常気象の中、いつ何時、水害が起こるかわかりません。
私たちに向けたメッセージのように受け取った支援活動でした。

つづく