• 支援をつなげる

今回、Hand Over Japanから代表して野村が支援活動に参加してきました。
報告として、記事にしましたのでぜひ、お読みください!

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4月24日から3泊4日で東京ボランティア・市民活動センタープログラム第1回能登半島地震被災地支援に参加させていただきました。

現地へ向かう車の中から目に飛び込んでくるのは、地震発生から間も無く5ヶ月が過ぎようとしている今も、ニュースで見た光景と変わらない状況でした。全壊や斜めに傾むいたままの家屋、瓦礫や崩れた土砂が山積みになっている箇所もあちこちにそのままの状態で残っており、現状を目の当たりにして胸が押し潰される思いでした。

今回の支援活動の目的は被災地の方々の「地域での交流 支え合いの場づくり」です。
私が活動させていただいた地域は、輪島市門前町皆月地区と穴水町諸橋地区で、諸橋地区は仮設住宅で生活を開始される方々がいらっしゃいました。

事前にチラシを配布しサロン開催日時をお知らせして被災された皆さんが集まりやすいようにお声を掛けながら地域を周りました。
サロンは集会所やテントを張ってセッティング。お茶やコーヒー、パンケーキを作り、地域の方々が顔を合わせてお話しができる場を提供しました。
久しぶりに会って発災当初のお話や近況、雑談など、スタッフも輪の中に入らせてもらいお話しすることができました。

笑いもあり、このような出かけて行く場を作ってもらえて嬉しいと感謝のお言葉もいただきました。
笑顔の奧には発災から沢山の試練を乗りこえてこられた苦労があり、それでも希望を持って前を向いて歩んでいる被災者の方々の強さを感じる時間でした。

自分に何ができるだろうかと不安を抱えながらの参加でしたが、集ったメンバーと心1つに寝食を共にしながら、支援を形にしていく貴重な経験をさせていただき、学びが多くありました。

この活動を通し、能登の魅力も知ることができ、この能登に住み続けたいと願う皆さんの想いに少しでも力になれることを重ねていきたいと強く思いました。また、いつどこで起きるかわからない災害への備えの大切さをこれからも様々な形で発信していきたいと思いました。

野村 由香

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