• 支援をつなげる

念願の「第1回 かつAYA会」を開催しました!

たくさんの地域を回っている訪問看護師さんやケアマネージャーさん。
興味を持ってくださった住民の方にご参加頂きました。
また、葛飾区健康づくり課から松木課長さんにご出席頂き、葛飾区の現状や統計的な数字なお話を頂戴しました。

今回は事例を3症例ご紹介頂き、現場の生の声を聞かせて頂きました。
介護保険が使えないAYA世代。
がん末期の在宅療養では、生活支援が必要であり、その中でも福祉用具と訪問入浴のニーズがあることが、今回の学びでした。


また、課題や支援が必要なポイントが複数ある場合には、その解決に向けての支援の数も増えていく大変さも共有して頂きました。
在宅療養では、AYA世代を取り巻く多くのライフイベント中で、さらなる「病気」と付き合うこととなり、計り知れないほどの負担やストレスが当事者とその家族にのしかかってきます。

特に、経済的な負担は大きいことと、そもそも介護の知識や病気の知識と遠い世代や状況であることが多いため、小・中学生からの教育にも介護や医療に関連する知識や現状を知る機会を作ることで、いざという時の備えになるのではないかという意見もありがりました。
これは、性教育や命の授業などと同じ考えで、早期からの教育で予防に繋げていく概念です。
学校教育にどこまで入れ込むことができるのか?は、別の大きな課題があると個人的には感じていますが、取り組むべき内容であることには変わりありません。

1つの団体や企業、事業所だけでは解決できず、地域で街づくりも視野に含めた対策が求められます。
行政・NPO・企業や事業所等が協働して地域を支えていくその仕組みができるように、活動をこれからも続けていきたいと考えています。