自治町会や福祉施設の方を対象とした研修のご依頼を頂き、お話させて頂きました。
皆様、本当に熱心に地域のことを考えていることが伝わってきました。
日本は高齢者人口は増える一方で、若い世代の人口は減っていくばかりです。
自治町会への加入率も下がり、隣近所のお付き合いも減ってしまう。
仕事世代は、朝から晩まで働き通し。子供たちは習い事や受験で大忙し。
この今の日本で、トルコのような地震が発生したらどうなるでしょうか。
誰もが自分ごととして、災害に備えなければなりません。
公助や共助には限界があります。
どれだけ自助力が上げられるか?が、命を守れる最大のヒントとなります。
立場は様々であり、責務はあると思いますが、
一番守るべきは自分の命と家族の命です。
講義の冒頭で、私はいつもこのメッセージをお伝えしています。
過去の災害では、多くの方が殉職されています。
命があるものの使命や残された自分にできることを常に考えながら
防災・減災の活動を進めていきたいと思っています。