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先日、葛飾区青少年委員定例会でなんと76名にHUGを実施しました!
HUGとは避難所運営を行うにあたって、イベントごとを体感できるゲームです。
多くの防災教育で活用されているため、経験される方も増えています。

青少年委員とは、小中学校学区域ごとに選出され、現在73人の委員が教育委員会から委嘱され、青少年の健全育成に取り組んでいる方々です。
https://www.city.katsushika.lg.jp/kurashi/1000057/1002477/1002670.html

学校では、多くの指定避難所に指定されているため、避難所運営に関して自分ごとに感じている委員の皆さまが多いです。
実際に、令和元年10月の台風19号では、葛飾区は当時の避難指示が発令され、避難所が開設されました。その時、避難経験をされ、さらには地域から役割として避難所運営をされる方もいらっしゃいました。
その時にも、多くの問題やイベントが発生しご苦労されていました。

こういった「避難所あるある」を教えてくれるのが、HUG(はぐ)です。
このHUGはゲームを実施することも大切なのですが、一番重要なのは振り返りの時間です。
私たちの団体では、この時間に重きを置き、実体験を踏まえた振り返りを丁寧におこなっています。

避難生活を知ることと感じること。これが他人事から自分事に変化することで防災へのはじめの一歩に繋がります。
今回の皆さまはすでに多くの想いや地域の繋がりもある方だったため、更なる気づきや問題定義にまで発展されていました。

私たちも微力ではありますが、地域の防災力が少しでも上がるように、一緒に考えていけたらと思います!